



エアレスフィードコックの上部(A)とフラスコ(B)はPTFE製のコックで隔離されており、空気の混入を防ぎながら、
粉体試料を反応容器に添加することが可能です。
テフロンコックをくるっと回すだけで、試料を添加できます。
グローブボックスを使わずに実験可能!
▲設置例
コードNo. | L (mm) |
L1 (mm) |
L2 (mm) |
J1 (上部) |
J2 (下部) |
C (PTFEコック) |
投入孔 体積 (mm³) |
d (投入孔最大穴径) |
価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2121000000 | 122 | 20 | 25 | 15/25 | 15/25 | 24 (24/45) |
825 | Ø9.4 | ¥37,000 |
2121000001 | 137 | 24/40 | ¥38,000 | ||||||
2121000002 | 139 | 29/42 | ¥39,000 |
※材質 ガラス部: ホウケイ酸ガラス3.3 コック部: PTFE Oリング: クロロプレンゴム
※この器具は厳密な気密性を保証するものではありません。コックの締め具合やガラスとコックのシール性に左右されます。
エアレスフィードコックは、有機・無機に関わらず、合成反応における湿気や空気の影響を簡単・簡便に抑えることを目的に開発されました。
空気中で素早く量り取れば問題のない固体試料を、固体のまま、湿気や空気をコンタミさせることなく加えたい場合に抜群の効果を発揮します。
私達の実験例では、-78 ℃下で行うグリコシル化に適用したところ、収率が trace から 64% まで向上しました。
高価なグローブボックスの購入に躊躇される方、グローブボックスは億劫と思われる方、是非エアレスフィードコックを使ってみてください!
皆様のお役に立てれば幸いです。
開発者
九州大学
大学院理学研究院化学部門
生物有機化学研究室 助教
博士(理学) 鳥飼浩平 先生
Torikai, K. et al. Synlett 2019, 30, 2058.
doi: 10.1055/s-0039-1690689
2019年11, 12月, 閲覧ランキングトップ10入り
Synlett 誌 30巻18号に論文掲載
掲載タイトル
Simple Apparatus for Adding Small Amounts of
Powder Materials under and Inert Atmosphere
エアレスフィードコックを使用した
「グリコシル化反応」で収率 が向上。
次の製品にはヒアリングシートをご用意しております。
反応装置 ラボタイプ(~5L) / 反応装置 プラントタイプ(6L~)
薄膜蒸発装置・ショートパスエバポレーター・分子蒸留装置
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